大阪府摂津市
■地域で備える
「自分たちの地域」は「自分たちで守る」をモットーに摂津市内には12の自主防災会が組織されています。また、市では、昨年度から地域の防災を支える防災サポーター制度を設け、現在、30人の市民に防災サポーターとして活躍いただいているそうです。いざという時に、地域やご近所で助け合いができるよう、日頃から声を掛け合うなど、顔が見える関係をつくることが大切です。
●防災の牽引役に 防災サポーターand防災士
市では、防災・減災活動に協力いただける市民を募り、養成講座を実施。AR機器を導入し、防災講座などで参加者に水害を疑似体験してもらいます。これにより、取るべき行動をより具体的に検討してもらうことや市の洪水ハザードマップへの理解も更に深まることが期待されます。受講後、「防災サポーター」として自助・共助の牽引役をお願いしています。また、NPO法人日本防災士機構が認定する防災士の資格取得に対して補助金を交付し、市民のみなさんに、地域防災の担い手となってもらい、地域の防災力の向上を目指しています。
●AR機器導入
ARとは：「Augmented Reality」の略称で現実世界にCGなどで作った仮想現実を反映(拡張)させる技術のこと〜水害をリアルに体感〜
