企業理念
Mission & Vision
2024年元旦に発生した能登半島の地震をきっかけに、多くの人の防災意識が更に高まっています。また、航空機同士の衝突事故では、客室乗務員の冷静な行動が評価され、日頃の避難訓練の重要性が注目されました。
一方で、地域の防災訓練に参加したことがない人は73.6%にも上り(日本トレンドリサーチ2023、地域の防災訓練に関する調査より)、訓練のマンネリ化や、防災を普段から意識しつづける難しさ、防災を自分事として捉えられていない現状が浮き彫りになっています。
そこで、当法人では「強く“リアル”を感じられる体験」によって防災への当事者意識を高めたいと考え、AR 技術を活用した防災訓練を提供しています。
ARの防災訓練アプリを使った体験は、これまで小学校や自治体、企業も含めて、全国で1000件以上の導入実績があり、「実際に災害が来た様子をイメージできた」との感想を数多くいただいています。
私は、阪神・淡路大震災でのボランティア活動で防災に興味を持ち、現在は防災士として活動しつつ、兄(板宮 朋基/神奈川歯科大学教授 XR研究所 所長)が開発した災害体験アプリ Disaster Scope®を活用し、兄弟で防災の大切さを伝える活動をしています。
私自身、3人の子どもを持つ父親です。子どもたちの未来のためにも、防災が身近になり、一人一人が自主的に行動するきっかけを増やして、災害大国日本の防災意識を変えていきたいと思っています。
一般社団法人 代表理事 板宮 晶大