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法人案内

開発者について

About developers

当法人では、板宮朋基教授(神奈川歯科大学教授  防災科学技術研究所 客員研究員 )が開発したDisaster Scope® (ディザスタースコープ)を利用した防災訓練を提唱しています。開発者本人へのインタビューから、仕組みを紐解いていきましょう。

開発者インタビュー

−−Disaster Scope® とは何でしょうか?

AR(拡張現実)技術を用いた災害疑似体験アプリです。スマホ、タブレットやAR対応ゴーグルを用いて煙体験や消火体験、浸水体験が出来ます。

−−ARとは何でしょうか?

ARとは「Augmented Reality(オーグメンテッドリアリティ)」の略で、CGを現実世界に映し出すことが出来る技術です。今いる場所で起こる体験をすることが可能です。

−−VRと比べてのメリットは何でしょうか?

自分が今いる場所の災害発生状況を体験できる、安価、持ち運びが楽、設定が簡単、不具合が少ない、などがあります。

−−Disaster Scope® を開発した経緯を教えて下さい。

日々のアナログな防災訓練に限界を感じていました。そんな中、スマホなどの端末の進化もあり、2015年に新しいアプリの開発に成功し、2016年2月に三鷹市の小学校での避難訓練で実装されました。そこを皮切りに、全国の学校、自治体、会社の避難訓練で採用されています。

−−Disaster Scope® を通じて届けたいメッセージは?

よりリアルで身近な災害体験をすることにより、災害の恐怖を身近に感じ、災害を「我がこと」としてとらえてもらいたいです。

−−これからの展望は?

浸水疑似体験アプリ(iPad Pro/iPhone 12 Pro)には土砂崩れを追加予定です。それ以降も、実際の災害に即した体験を増やしていく予定です。